漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
20代後半の女性です。
結婚してまだ一年足らずですが、独身の頃から無月経で悩んでいたそうです。
病院では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されています。
ホルモン剤を服用しないと生理が来ません。
できれば漢方薬で体質を改善して、赤ちゃんがほしいとのことで来店されました。
基礎体温表は一相性です。
症状を詳しくお聞きした上で、ホルモンバランスを調えて、自然に排卵のリズムができるような漢方薬をお出ししました。
漢方薬を服用して六ヶ月が過ぎたころ、オリモノの分泌が多くなってきました。
さらに二ヶ月後、生理が来たとのことでした。基礎体温も二相性になっています。
その後、二度目の体外受精で妊娠、心拍を確認することができました。
現在、妊娠中でも安心して服用できる漢方薬を服用していただき、体調を調えています。
PCO、PCOSは、20代後半~30代前半の方に多くみられます。
無月経、稀発月経(35日~45日くらいの周期)、出血はあるものの無排卵周期症だったり症状はいろいろですが、最近はこうした悩みで来店されるケースは少なくありません。
しかし、体質に合った漢方薬を服用することで、生理周期が調い妊娠、出産している方も増えています。
赤ちゃんをあきらめる前に、こうした漢方治療を試す価値は十分あると思います。
TEL:0463-32-2286
住所:神奈川県平塚市平塚2-1-9